2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

Theatre MERCURY 「冬に歌う、夏のほにゃらら」 感想

■はじめに 前回のプリズム、またこれまで駒場で見てきた演劇に比べれば、今回の感想は辛口にならざるをえない。まず第一に演技・会話のテンポの悪さが非常に目立つ。バンドで言えばチューニングやリズム・キープに当たる部分で、これを指摘されるということ…

劇工舎プリズム 『Nightfall』 感想

■開演前と舞台設定 二つに分けられた客席、片側からでは見ることの出来ないシーンがある、という舞台装置は、寺山修司の「百年の孤独」を思い出させます。これは舞台が4つあり、その全てで並列的に物語りが進行していく。観客はその間を行き来して、自分の…